先ず、やってみよう

ファッションロードバイクから、友達にそそのかされて無謀な目標を立て、うっかりロードバイクにハマった人の奮闘記。

【2017/04/30】箱根

原田式メソッド研究により、目標を立てなければならなくなった。
目標の条件は…
・出来たら「先生凄い!」と思われるようなもの
・日々何かの努力をしてキラキラしているような目標
・4ヶ月以内に結果が出るもの
※ただし、ダイエット等の誰もが立てそうな目標はNG

その旨をえりなちゃん(スペシャ乗りの平坦屋)に相談したところ、
「箱根を足着かないで登れば?妥当な目標や!」

と言われたので、安易にその目標に。
ただ、その目標は立てたはいいものの、箱根がどんな山分からないので、
この日、試しに登ってみることに。

【補足】
ロードは2016年7月に購入したが、一切乗らず。半年間空気すら入れてない状態で、ファッションロードをしてた。
さらに、1日に歩く時間15分(席からコピーを取りに行く時間も含めて)
1年間に体調5回は崩し、2回は感染症のとおり、体力も免疫力もない人。

朝、7時半に新宿駅小田急線で待ち合わせ。
この時も「早すぎないか!?」と驚きを隠せない。

メンバーは蒼ちゃん、九重さん、奏ちゃん、えりなちゃん。
⇒えりなちゃん以外ほぼ初会い。ぶっちゃけ、目的は箱根だからただ眺めてるだけなつもりでした。

ルートは小田原➡︎箱根湯本➡︎国道1号線頂上➡︎(????※)
※この気持ちでした。

人走るのが初めてで、AV20程度で走る。
無理でした。実はこっそり斜度もある、人に慣れない、速いの3重苦。
箱根湯本で、もう体力の限界。「私体力ないー」ってカマトトぶってるヤツに言ってやりたい。
体力ない人間は喋れないんだよwwwww

その後、東堂さんが「準備しとけよバカヤロウ!!」のカーブで休憩。
登ってる最中、何度か意識無かったです。
根性と精神力でペダルを回してました。頭の中で、「足を着いたらクラスの子に笑われる!!嫌だ!!」この気持ちの繰り返し。

バカヤロウカーブでは他のメンバーが写真を撮ってたが、そんな体力はない。
補給食をひたすら飲み込み、体力が回復するのを待つ。
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それを哀れに思ったのか、九重さんか声を掛けてくれた。
「太腿だけじゃなくて他の筋肉も使ったら疲れないよ」
「無理してギア重くするのではなく、軽いほうが最終的な足の負担は少ないよ」

次のローソンまでの道程で試したところ、本当に楽だった。

が。

体力はないので、皆がカレーパンでキャッキャしてる時に補給食を貪る。

次の山は少し斜度がキツかった。
この時に考えてたのは「うさぎとかめ」の童話の話。
うさぎは目的を「かめに勝つ」ということで、かめは「ゴールすること」だった。
つまり、うさぎが怠けている訳ではなく、かめに勝ったから寝ていただけで、かめはゴールを目的にしていたから結果的に勝ったのだ。
それでは私は何か。
目的は箱根を足を付かずに登ること。そのために、今回はどんな道かを知ること。
つまり、ちゃんと道を覚えなければいけないのだ。
ここからサイコンを確認し、このカーブは何メートル走ったら…ということようやく考え始めた。

最後の休憩が終わり、走る。
ここでも考えながら走ったが、根性と精神力ではどうにもならないくらい意識が朦朧とした。
目の前に石に気付くも、避けられず落車。チェーンが外れる。
一人休憩してると、蒼ちゃんが迎えに来てもらった。

「風除けになるね」

と言われたが、速くて追い付けない。

「下り坂では回して!!!」

そんな体力が無いし、何故それをするのか分からない。
頭で理論を理解しないと実践出来ないタイプなので、首を傾げてた。

とうとう頂上に着くが、体力の限界で回復すらしない。

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少し降りて食事を取るも回復しない。
富士山の景色が綺麗でも、自分の体力は回復しない。



帰りの電車で、熱中症で頭痛がして本当に気持ち悪かった。
えりなちゃんに「無理するのが一番アカン」と言われるが、無理しなければ登れない上に2日くらいかけないと登れないと思いながら聞き流してた。

そのくらい限界だったwwwwwwwwww

一人になって、考えたことは
「今のままでは、箱根は登れない」
「体力を付けよう」
「キラキラしてない私!!」
「皆で行く時は笑ってたい」

つまり、ここでの私の目標が確定したのだ。
1、箱根を足を付かずに登る
2、体力をつける
3、ロードのついて知る
4、痩せる