先ず、やってみよう

ファッションロードバイクから、友達にそそのかされて無謀な目標を立て、うっかりロードバイクにハマった人の奮闘記。

【2018/05/20】榛名山(ハルヒル)

「ゆいちゃん、無理しなくていいから普段より少し速めのペースで走って!落ちてくる人に気をつけて!」

 
これ、うちの師匠蒼ちゃんの言葉。
これを解読すると、以下になる。
①無理をするな
→無理をして倒れて棄権するな
② 普段より少し速めのペースで走って
→速くしろ
③ 落ちてくる人に気をつけて!
→抜かせ
 
榛名山ヒルクライムです。初のヒルクライムレースです。
最近、本当に山が登れなくなって辛かったけど、ヒルクライムです…。
前日に蒼ちゃんから言われた言葉だけをやりきろうと考え…朝3時半に起床。
高崎駅にバスも来てくれる…。そしてロードも運んでくれる…ありがたい…。
そんな地元民の優しさに触れ、榛名中学校へGO!
待機までの時間、本当に憂鬱だった。緊張で吐き気がするし、二日目だし、頭痛いし、山登りたくないし。
とうとうえりなちゃんに無視される始末。いや、本当にヒルクラ前って何であんなに憂鬱なんだろう…精神汚染半端ない。躁鬱半端ないwww
 

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スタート地点
 
わたし「棄権したい」
えりなちゃん「棄権してこいよ。しらねーだろやり方」
わたし「うん」
 
という会話をしながらスタート地点へ。えりなちゃんと並走しながらスタートを切る。わたしはここで思う。
 
≪わたしは斜度が低いほうが速いから戦うなら最初の6キロで人を抜かすしかない≫
 
ということで、しょっぱな2キロは本気で頑張る。残り4キロで呼吸を整えながら、最後の6キロで無理をしない(倒れない)
そんな訳で早々にえりなちゃんに別れを告げ、一人で黙々と登る。
ここで出会うのが知らないキャノンデールのお兄さん。この人、マジで淡々と登る。斜度関係なしに同じペース(なのに榛名湖コースでないのが不思議)
 
斜度がなくなるとわたしが抜かし、斜度が高くなると抜かされるのを繰り返して変な感じになってた。
そして、初心者コース終了の6キロ地点。
「初心者コースはこれで終わりか…」と思いながら登る。
 
ここからは地獄の斜度コースです。斜度…9%…。
平坦でキャノデを追い越す…直ぐ抜かされる…を繰り返す。途中で本当に辛くなる。
蒼ちゃんに「僕は『もう少しあと少し~』って頭で歌いながら頑張ったよ」という言葉を聞いて歌ってみる。
 
もうすこーし、あとすこ……「しじゃねーよ!5キロあるよバカ!!!!」
っていきなりキレたwwwwwwきっと周りにいる人はビックリしてたんだろうな。
因みに4キロ地点と3キロ地点と2キロ地点でやった。
 
1キロ地点では
 
もうすこーしあと…「あーーーー、あと800メートル!」って叫びながら回したらキャノデのお兄さんを見つけた。ラスト本当にキツかったけど、めっちゃ頑張ってペダル回した…。ラスト1メートルで抜いた^^
係員に「上まで登ってください」と言われるもマジで無理だったので、横で足を止めましたごめんなさい。
めっちゃ手が震えながらタイムを見たら57分!!!1時間切り出来た!!!と思って即蒼ちゃんにご報告。
 
「蒼ちゃん!!!57分!!!!」
 
その1分後、九重に「こっちでリザルト見れるよ」と言われてフラフラしながらリザルトを見に行ったら…
 
55分でした^^
 
これも即蒼ちゃんにご報告。
 
「蒼ちゃん!嘘ついた!!!」
「55分!!!」
 
その後、梅ジュースやらみそ汁やらいただいて下山。榛名山の方々は本当に優しかった…。また来年も行きたいな…。
結果としてメンバーリストを見たら124人いて、28位でした。
自転車始めて1年でここまで走れるようになったのも、本当にみんなのおかげだ。ありがたい気持ちでいっぱいです。

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ですが、やっぱり健康にはなりましたが、みんなよりは弱いので熱中症にかかり温泉を断念…。新幹線に帰宅しました。

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おつかれ、わたし。来年も頑張るぞ!そして次は3連続でエンデューロだ!!!