先ず、やってみよう

ファッションロードバイクから、友達にそそのかされて無謀な目標を立て、うっかりロードバイクにハマった人の奮闘記。

【2017/06/06】大垂水峠

山での練習が必要と実感した私は、えりなちゃんに
「山に連れて行ってください」と懇願。

古賀志から1週間しか経過していないが、この1週間での練習は少し変わった。
実は古賀志の帰り道に蒼ちゃんからアドバイスを貰っていたのだ。

「ペダルは踏むだけではなく、引くのも大事なんだよ」
「インナーだけじゃなくて、アウターも必要だよ」

成る程、だから固定するのかペダルを。

と納得したため、荒川での練習を片道だけは片足で回すことにした。
これが意外と辛い。
しかし、先人に学ぶという言葉があるように、私は今までやってなかったことを速い人は練習しきたのだ。
ふざけた言い方をすると、私がアクリルキーホルダーを集めるために池袋で並んでた時間、蒼ちゃんは走ってたんだな、と考えると

正直キツいけど、頑張ろうと思える。
※別に蒼ちゃんは「お前がアクキー買ってる間に私は練習していたからね!!」と言ったわけではないです。

いざ、大タルミ!!

行く道まで、アウターで回す決意。登る時はインナーで引く意識をする。
これが私の目標。

八王子でえりなちゃんと待ち合わせし、合流。

大タルミまでの道程、少し斜度がある。
「小田原のほうが、キツかった」
この感想。ついでに普段アウターで引く練習していたからか、ある事に気付く。

「小さな斜度は同じ速さで回すと楽しい…かもしれない」

そして大タルミの入口に着くも、気付かない。

それもその筈。今までの山は箱根、古賀志。
目で見て「山だ」と分かるくらいの斜度だったからだ。

小田原➡︎箱根と思われる斜度を登って行く。
因みに蒼ちゃんのアドバイスを守り、アウター。

3キロくらい走ったところで、そろそろ限界が来る。インナーにしない登れない。
力を振り絞って前を走るえりなちゃんに追い付く。

私「いつから山!?」
えりなちゃん「そこ曲がったくらいが頂上だよ!頑張れ!」

………は?
何言ってんのコイツ。ふざけんなよwwwwwwwwwwww

と叫びながら頂上へ。ある意味キツかった大タルミ峠。
f:id:dremas0201:20170919130949j:plain
帰り道はえりなちゃんが誘導してくれた道が、アップダウンが激しくて死にそうになるも、何とか帰路。

帰り道に1人で市川から10キロを走る。その時に考えたこと。
1、少しの坂はワクワクしてる自分がいる
2、「引く」のは効果的
3、普段からのアウター練習も効果的
4、同じ力で回し続けたほうが疲れない(今まで山に入ったらいきなりインナーで一番軽いギアにしてた)

「楽しい」ライドでした。

【2017/05/27】古賀志山

箱根の悪夢から数週間。
目標到達のためにやってきたものは以下の通りだ。

1、週2で荒川➡︎新砂まで往復する
2、プロテイン購入する
3、エステでインナーマッスルを鍛える
➡︎50万の家で出来るインナーマッスル機械も購入
4、糖質制限料理を作る

3キロ痩せ、心なしか太腿に筋肉が少し付いた。
荒川は仕事を終えてからのため、23時から開始。深夜に私しかいない中、走る。
仲間や一緒に走る人の大切さを痛感し、曲を聴きながら走る。

この時、新しいロードを購入を検討していたが、中々踏ん切りが付かず。
その時、通勤中に落車し、ブレーキを壊す。
次の日が2度目の山のため、「行けないのは問題外だし、勢いでロードを買おう」と決意。
購入を検討していたため、実は休みの日にサイクルショップ7軒行っていた。
同じ質問をして、7人中5人がスコットのCR1を勧めてくれていたので、
懇意にしてるお店でカードを切る。

※友人中で見たら「コイツいきなり買ったーーー!!」と思われてるが、本人はそんな事ない気持ち。

タイヤはコンチネンタル、ホイールはゾンダ。

この装備で、古賀志山に挑む。
実は2月に1度登っているが、開始300メートルで体力無く、歩いて頂上に行った苦い歴史の山。

宇都宮から向かう最中に異変に気付く。

「あれ?楽…?」

宇都宮からの距離は約10キロ。楽に走れて息切れない。
機材のせいか、身体が軽くなったせいか、練習のせいか分からないが、本当に楽だった。

蒼ちゃん、みさきちゃん、えりなちゃんがいろは坂からの帰還のため、1人で登ることに。

やっぱり辛い。3分の4辺りで本気で立ちそうになるが、メンタルでどうにかなる。
1回目、足を付かずに登り切る(この時、本当に嬉しかった)

その後、逆走し、もう一回。

同じ所で限界になるも、登り切る(一回目がまぐれでないことが立証された)

f:id:dremas0201:20170919130440j:plain

そこで、3人とが到着したと聞き、下へ降りる。

根性の3回目。
登り切れた…!!!!(速度は遅いので、その時蒼ちゃんはもう降ってた)


f:id:dremas0201:20170919130704j:plain
頂上で休憩しているとみさきちゃんとえりなちゃんが到着。

3人で降りて、その日が終了。

練習と機材でこんなに違うことを改めて認識。
ただし、今までやらなかった人間が、少しやったから出来ただけだと理解もしているため、
山での練習が大事なことを知った。
しかし、山2回目な本人は、まだ1人で行くのは厳しい…。

ただ、今回の事で学んだのは、考えながら走ったり、理解しながら走ると私の場合、楽だった。
サイコンで速さしか分からないから、ケイデンスと斜度が分かるサイコンが必要だと実感した。

【2017/04/30】箱根

原田式メソッド研究により、目標を立てなければならなくなった。
目標の条件は…
・出来たら「先生凄い!」と思われるようなもの
・日々何かの努力をしてキラキラしているような目標
・4ヶ月以内に結果が出るもの
※ただし、ダイエット等の誰もが立てそうな目標はNG

その旨をえりなちゃん(スペシャ乗りの平坦屋)に相談したところ、
「箱根を足着かないで登れば?妥当な目標や!」

と言われたので、安易にその目標に。
ただ、その目標は立てたはいいものの、箱根がどんな山分からないので、
この日、試しに登ってみることに。

【補足】
ロードは2016年7月に購入したが、一切乗らず。半年間空気すら入れてない状態で、ファッションロードをしてた。
さらに、1日に歩く時間15分(席からコピーを取りに行く時間も含めて)
1年間に体調5回は崩し、2回は感染症のとおり、体力も免疫力もない人。

朝、7時半に新宿駅小田急線で待ち合わせ。
この時も「早すぎないか!?」と驚きを隠せない。

メンバーは蒼ちゃん、九重さん、奏ちゃん、えりなちゃん。
⇒えりなちゃん以外ほぼ初会い。ぶっちゃけ、目的は箱根だからただ眺めてるだけなつもりでした。

ルートは小田原➡︎箱根湯本➡︎国道1号線頂上➡︎(????※)
※この気持ちでした。

人走るのが初めてで、AV20程度で走る。
無理でした。実はこっそり斜度もある、人に慣れない、速いの3重苦。
箱根湯本で、もう体力の限界。「私体力ないー」ってカマトトぶってるヤツに言ってやりたい。
体力ない人間は喋れないんだよwwwww

その後、東堂さんが「準備しとけよバカヤロウ!!」のカーブで休憩。
登ってる最中、何度か意識無かったです。
根性と精神力でペダルを回してました。頭の中で、「足を着いたらクラスの子に笑われる!!嫌だ!!」この気持ちの繰り返し。

バカヤロウカーブでは他のメンバーが写真を撮ってたが、そんな体力はない。
補給食をひたすら飲み込み、体力が回復するのを待つ。
f:id:dremas0201:20170919123045j:plain


それを哀れに思ったのか、九重さんか声を掛けてくれた。
「太腿だけじゃなくて他の筋肉も使ったら疲れないよ」
「無理してギア重くするのではなく、軽いほうが最終的な足の負担は少ないよ」

次のローソンまでの道程で試したところ、本当に楽だった。

が。

体力はないので、皆がカレーパンでキャッキャしてる時に補給食を貪る。

次の山は少し斜度がキツかった。
この時に考えてたのは「うさぎとかめ」の童話の話。
うさぎは目的を「かめに勝つ」ということで、かめは「ゴールすること」だった。
つまり、うさぎが怠けている訳ではなく、かめに勝ったから寝ていただけで、かめはゴールを目的にしていたから結果的に勝ったのだ。
それでは私は何か。
目的は箱根を足を付かずに登ること。そのために、今回はどんな道かを知ること。
つまり、ちゃんと道を覚えなければいけないのだ。
ここからサイコンを確認し、このカーブは何メートル走ったら…ということようやく考え始めた。

最後の休憩が終わり、走る。
ここでも考えながら走ったが、根性と精神力ではどうにもならないくらい意識が朦朧とした。
目の前に石に気付くも、避けられず落車。チェーンが外れる。
一人休憩してると、蒼ちゃんが迎えに来てもらった。

「風除けになるね」

と言われたが、速くて追い付けない。

「下り坂では回して!!!」

そんな体力が無いし、何故それをするのか分からない。
頭で理論を理解しないと実践出来ないタイプなので、首を傾げてた。

とうとう頂上に着くが、体力の限界で回復すらしない。

f:id:dremas0201:20170919123154j:plain
少し降りて食事を取るも回復しない。
富士山の景色が綺麗でも、自分の体力は回復しない。



帰りの電車で、熱中症で頭痛がして本当に気持ち悪かった。
えりなちゃんに「無理するのが一番アカン」と言われるが、無理しなければ登れない上に2日くらいかけないと登れないと思いながら聞き流してた。

そのくらい限界だったwwwwwwwwww

一人になって、考えたことは
「今のままでは、箱根は登れない」
「体力を付けよう」
「キラキラしてない私!!」
「皆で行く時は笑ってたい」

つまり、ここでの私の目標が確定したのだ。
1、箱根を足を付かずに登る
2、体力をつける
3、ロードのついて知る
4、痩せる