先ず、やってみよう

ファッションロードバイクから、友達にそそのかされて無謀な目標を立て、うっかりロードバイクにハマった人の奮闘記。

【2017/07/25】宇都宮ロングライド

私はロングライドに行ったことがない。
最高で1日60キロだ。

えりなちゃんに「宇都宮まで行くよ!!自走で!!!」
だが、断る!!!!!

と、一度は断るものの、いつものようにえりなちゃんは説得を始める。

えりなちゃん「ロングライドは持久力も鍛えられるから箱根登るのも楽になるよ」

ならば、行こう。

ということで行ってきました宇都宮。

深夜3時に待ち合わせし、江戸川から国道を通るルート。
風もなく、AV20くらいで走る。そして喋る喋る。
九重さんに「同じ話していたんでしょ」と言われたが、そんなはない。
仕事の話、人間関係話、哲学の話…途切れない。

ただ、途中で気付く。

20キロで股が痛い。20キロ毎にコンビニに入る。
この時サドルを買う決意をする。疲れないけど、本当に股が痛かった。

そして私に気を使ってるのか「50キロだからあと半分だよ!」とか応援してくれる。
私は感覚値で言われるより数字で言われるのが好きなので、数字で言われると嬉しい。

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11時くらいにようやく宇都宮に。
着いた瞬間にいきなり疲れた。なんでいきなり疲れたのか分からんが、
多分疲れたことを自覚したんだと思う。

本当はここから古賀志に行く予定が、私の体力不足により南大門へ。
スパ最高…!
※ロードする前は月1でスパ、酵素浴、マッサージに行くくらいのパリピを発揮してた。

そして、輪行が早くなったと実感。3ヶ月前の私を見せてやりたい…。

多分、今までで一番楽しい遠出でした。
次はいよいよ箱根!!!決戦です!!!

【2017/070/1】CSC

自転車って本当に素晴らしい。
初めてに人も会えるし、色んな発見が出来る。

そんな訳で、総勢12人でCSCに行ってきました。
しかし、大タルミから今日この日までの期間

毎日仕事が終電wwwwwwwww
残業代が20万を超えたため、中々ロードに乗れなかった。

それでも練習は以下の通り。
1、荒川週1で走る
2、糖質制限

力は付いてるか分からないが、7キロ痩せた。
この状態で挑んだCSC
たたらちゃん(スペシャのカーボンにパンプスで乗る子)と前日に「周回で良かったね。迷惑かけないから」なんて話しながら出発。

ネットでCSCを簡単に調べたところ、2周が初心者には限界と書かれてあり、震える。
1周5キロ。理由は分からんが、恐ろしい場所ということは認識する。

入口に「あなたは1周周り切れますか?」と書かれてあった。
ネットや看板でホラーしか感じない。

1周目で理解した。5キロで平坦は一つもない。
「これ、初心者には相当キツい」
身をもって体感し、いつもの無口を決め込み淡々と登る。
頂上っぽいところに着くと、振り返ると誰もいない。

その時の私の気持ち:4月の箱根の時、皆こんな気持ちだったのかな…

走ってる最中は人に心配なんて出来ないが、頂上に到着すると心配になる。
たたらちゃん、ビンディングだから落車してないかな…とか
過呼吸起こしてないかな…
びこちゃんフラットペダルだから力入らないのに大丈夫かな…

これ、4月の私の気持ちです。

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3周した辺りで気付く。
「あれ?1周目より楽…??」

どうやら私は道を理解してギアの上げ方を理解したほうが疲れないことを知る。
ついでに、HPが100あるとすれば、100~1までは同じペースで走れる。
0になった瞬間に倒れることが発覚。

元々自分との戦いとかコツコツ走るのが好きなので、人と走ることなく1人で走る。
途中、えりなちゃんにロードを借り、1周。
硬い。本当に硬い。けど、思ったのは、

斜度が分かるのっていいな(サイコン)

一泊し、次の日も淡々と登る。

ずっと周回しても飽きない。多分平坦なら死んでたと思う。
この時に気付く。

「あれ?私クライマータイプ???」

そもそも私は階段が嫌いで、直ぐ文明の機器にたよる。
登山も嫌いで「登った時の景色が最高」とか登山家は言うが、景色を綺麗と思う余裕がない。
綺麗な空も醜く見えるくらいの荒んだ心な私が山を好きになるなんて有り得ない。

…と思っていたが、小さい斜度はかなり好きだ。なんかドキドキして興奮する。
ギアを軽くして、クルクル回るのが楽しい。

そして、淡々と登る人だが、仲間っていいな!と思うメンバーでした。

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また行きたいなぁ。

意外な発見をしたCSCでした。

【2017/06/06】大垂水峠

山での練習が必要と実感した私は、えりなちゃんに
「山に連れて行ってください」と懇願。

古賀志から1週間しか経過していないが、この1週間での練習は少し変わった。
実は古賀志の帰り道に蒼ちゃんからアドバイスを貰っていたのだ。

「ペダルは踏むだけではなく、引くのも大事なんだよ」
「インナーだけじゃなくて、アウターも必要だよ」

成る程、だから固定するのかペダルを。

と納得したため、荒川での練習を片道だけは片足で回すことにした。
これが意外と辛い。
しかし、先人に学ぶという言葉があるように、私は今までやってなかったことを速い人は練習しきたのだ。
ふざけた言い方をすると、私がアクリルキーホルダーを集めるために池袋で並んでた時間、蒼ちゃんは走ってたんだな、と考えると

正直キツいけど、頑張ろうと思える。
※別に蒼ちゃんは「お前がアクキー買ってる間に私は練習していたからね!!」と言ったわけではないです。

いざ、大タルミ!!

行く道まで、アウターで回す決意。登る時はインナーで引く意識をする。
これが私の目標。

八王子でえりなちゃんと待ち合わせし、合流。

大タルミまでの道程、少し斜度がある。
「小田原のほうが、キツかった」
この感想。ついでに普段アウターで引く練習していたからか、ある事に気付く。

「小さな斜度は同じ速さで回すと楽しい…かもしれない」

そして大タルミの入口に着くも、気付かない。

それもその筈。今までの山は箱根、古賀志。
目で見て「山だ」と分かるくらいの斜度だったからだ。

小田原➡︎箱根と思われる斜度を登って行く。
因みに蒼ちゃんのアドバイスを守り、アウター。

3キロくらい走ったところで、そろそろ限界が来る。インナーにしない登れない。
力を振り絞って前を走るえりなちゃんに追い付く。

私「いつから山!?」
えりなちゃん「そこ曲がったくらいが頂上だよ!頑張れ!」

………は?
何言ってんのコイツ。ふざけんなよwwwwwwwwwwww

と叫びながら頂上へ。ある意味キツかった大タルミ峠。
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帰り道はえりなちゃんが誘導してくれた道が、アップダウンが激しくて死にそうになるも、何とか帰路。

帰り道に1人で市川から10キロを走る。その時に考えたこと。
1、少しの坂はワクワクしてる自分がいる
2、「引く」のは効果的
3、普段からのアウター練習も効果的
4、同じ力で回し続けたほうが疲れない(今まで山に入ったらいきなりインナーで一番軽いギアにしてた)

「楽しい」ライドでした。

【2017/05/27】古賀志山

箱根の悪夢から数週間。
目標到達のためにやってきたものは以下の通りだ。

1、週2で荒川➡︎新砂まで往復する
2、プロテイン購入する
3、エステでインナーマッスルを鍛える
➡︎50万の家で出来るインナーマッスル機械も購入
4、糖質制限料理を作る

3キロ痩せ、心なしか太腿に筋肉が少し付いた。
荒川は仕事を終えてからのため、23時から開始。深夜に私しかいない中、走る。
仲間や一緒に走る人の大切さを痛感し、曲を聴きながら走る。

この時、新しいロードを購入を検討していたが、中々踏ん切りが付かず。
その時、通勤中に落車し、ブレーキを壊す。
次の日が2度目の山のため、「行けないのは問題外だし、勢いでロードを買おう」と決意。
購入を検討していたため、実は休みの日にサイクルショップ7軒行っていた。
同じ質問をして、7人中5人がスコットのCR1を勧めてくれていたので、
懇意にしてるお店でカードを切る。

※友人中で見たら「コイツいきなり買ったーーー!!」と思われてるが、本人はそんな事ない気持ち。

タイヤはコンチネンタル、ホイールはゾンダ。

この装備で、古賀志山に挑む。
実は2月に1度登っているが、開始300メートルで体力無く、歩いて頂上に行った苦い歴史の山。

宇都宮から向かう最中に異変に気付く。

「あれ?楽…?」

宇都宮からの距離は約10キロ。楽に走れて息切れない。
機材のせいか、身体が軽くなったせいか、練習のせいか分からないが、本当に楽だった。

蒼ちゃん、みさきちゃん、えりなちゃんがいろは坂からの帰還のため、1人で登ることに。

やっぱり辛い。3分の4辺りで本気で立ちそうになるが、メンタルでどうにかなる。
1回目、足を付かずに登り切る(この時、本当に嬉しかった)

その後、逆走し、もう一回。

同じ所で限界になるも、登り切る(一回目がまぐれでないことが立証された)

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そこで、3人とが到着したと聞き、下へ降りる。

根性の3回目。
登り切れた…!!!!(速度は遅いので、その時蒼ちゃんはもう降ってた)


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頂上で休憩しているとみさきちゃんとえりなちゃんが到着。

3人で降りて、その日が終了。

練習と機材でこんなに違うことを改めて認識。
ただし、今までやらなかった人間が、少しやったから出来ただけだと理解もしているため、
山での練習が大事なことを知った。
しかし、山2回目な本人は、まだ1人で行くのは厳しい…。

ただ、今回の事で学んだのは、考えながら走ったり、理解しながら走ると私の場合、楽だった。
サイコンで速さしか分からないから、ケイデンスと斜度が分かるサイコンが必要だと実感した。

【2017/04/30】箱根

原田式メソッド研究により、目標を立てなければならなくなった。
目標の条件は…
・出来たら「先生凄い!」と思われるようなもの
・日々何かの努力をしてキラキラしているような目標
・4ヶ月以内に結果が出るもの
※ただし、ダイエット等の誰もが立てそうな目標はNG

その旨をえりなちゃん(スペシャ乗りの平坦屋)に相談したところ、
「箱根を足着かないで登れば?妥当な目標や!」

と言われたので、安易にその目標に。
ただ、その目標は立てたはいいものの、箱根がどんな山分からないので、
この日、試しに登ってみることに。

【補足】
ロードは2016年7月に購入したが、一切乗らず。半年間空気すら入れてない状態で、ファッションロードをしてた。
さらに、1日に歩く時間15分(席からコピーを取りに行く時間も含めて)
1年間に体調5回は崩し、2回は感染症のとおり、体力も免疫力もない人。

朝、7時半に新宿駅小田急線で待ち合わせ。
この時も「早すぎないか!?」と驚きを隠せない。

メンバーは蒼ちゃん、九重さん、奏ちゃん、えりなちゃん。
⇒えりなちゃん以外ほぼ初会い。ぶっちゃけ、目的は箱根だからただ眺めてるだけなつもりでした。

ルートは小田原➡︎箱根湯本➡︎国道1号線頂上➡︎(????※)
※この気持ちでした。

人走るのが初めてで、AV20程度で走る。
無理でした。実はこっそり斜度もある、人に慣れない、速いの3重苦。
箱根湯本で、もう体力の限界。「私体力ないー」ってカマトトぶってるヤツに言ってやりたい。
体力ない人間は喋れないんだよwwwww

その後、東堂さんが「準備しとけよバカヤロウ!!」のカーブで休憩。
登ってる最中、何度か意識無かったです。
根性と精神力でペダルを回してました。頭の中で、「足を着いたらクラスの子に笑われる!!嫌だ!!」この気持ちの繰り返し。

バカヤロウカーブでは他のメンバーが写真を撮ってたが、そんな体力はない。
補給食をひたすら飲み込み、体力が回復するのを待つ。
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それを哀れに思ったのか、九重さんか声を掛けてくれた。
「太腿だけじゃなくて他の筋肉も使ったら疲れないよ」
「無理してギア重くするのではなく、軽いほうが最終的な足の負担は少ないよ」

次のローソンまでの道程で試したところ、本当に楽だった。

が。

体力はないので、皆がカレーパンでキャッキャしてる時に補給食を貪る。

次の山は少し斜度がキツかった。
この時に考えてたのは「うさぎとかめ」の童話の話。
うさぎは目的を「かめに勝つ」ということで、かめは「ゴールすること」だった。
つまり、うさぎが怠けている訳ではなく、かめに勝ったから寝ていただけで、かめはゴールを目的にしていたから結果的に勝ったのだ。
それでは私は何か。
目的は箱根を足を付かずに登ること。そのために、今回はどんな道かを知ること。
つまり、ちゃんと道を覚えなければいけないのだ。
ここからサイコンを確認し、このカーブは何メートル走ったら…ということようやく考え始めた。

最後の休憩が終わり、走る。
ここでも考えながら走ったが、根性と精神力ではどうにもならないくらい意識が朦朧とした。
目の前に石に気付くも、避けられず落車。チェーンが外れる。
一人休憩してると、蒼ちゃんが迎えに来てもらった。

「風除けになるね」

と言われたが、速くて追い付けない。

「下り坂では回して!!!」

そんな体力が無いし、何故それをするのか分からない。
頭で理論を理解しないと実践出来ないタイプなので、首を傾げてた。

とうとう頂上に着くが、体力の限界で回復すらしない。

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少し降りて食事を取るも回復しない。
富士山の景色が綺麗でも、自分の体力は回復しない。



帰りの電車で、熱中症で頭痛がして本当に気持ち悪かった。
えりなちゃんに「無理するのが一番アカン」と言われるが、無理しなければ登れない上に2日くらいかけないと登れないと思いながら聞き流してた。

そのくらい限界だったwwwwwwwwww

一人になって、考えたことは
「今のままでは、箱根は登れない」
「体力を付けよう」
「キラキラしてない私!!」
「皆で行く時は笑ってたい」

つまり、ここでの私の目標が確定したのだ。
1、箱根を足を付かずに登る
2、体力をつける
3、ロードのついて知る
4、痩せる